会計ソフトは何を使うか


会計ソフトで検索すると選びきれないほど多くのソフトが出てきます。
会計事務所として何を使っていくべきなのでしょうか。

今まで使ったことがある会計ソフト

私は税理士業界に8年半ほどいます。初めの事務所も今の事務所もメインで使っている会計ソフトはJDLです。お客様の事情で弥生会計と勘定奉行も使っています。
JDLは操作性は抜群で入力しやすいです。会計入力に特化した専用パソコンなのでほとんどがキーボードで操作でき入力や確認がスムーズにできます。
法人税、所得税、消費税、年末調整、法定調書、償却資産、電子申告などなど全てが一体となっているので連動ができて作成が楽です。

ただお値段が・・・

多くの事務所が分割の支払いに苦しんでいると思います。
導入しようと思えばローンを組んで買うことはできると思いますが、動けなくなるのが嫌なので選択肢に入っていません。
定期的にサーバーや専用PCの入れ替えが必要になり、いつまで経っても残債が減らないというリスクが想定されます。

会計と税務申告等が一体となっている必要はなく、個々に使い勝手が良いものを選ぼうと思っています。

エクセルを中心に考える

会計入力は全て事務所で行うケースとお客様側で入力しているものを事務所のデータに読み込んで追加の入力や確認だけ事務所で行う場合があります。
お客様側で使っている会計ソフトは様々で、それに合わせて対応していきます。

基本的には会計ソフトのデータ自体をメールでもらったり送ったりしているのですが、結構トラブルが多くあります。
会計データを読み込んだら今まで入れた分が消えてしまったとか、送ったつもりがお客様側では読み込んでいなくて最新の状態になっていないもので続けて入力しているなどなど。

できるだけ会計データ自体は動かさない方が安全です。

会計ソフトは大概エクセルから読み込むことができます。
エクセルを中心としたやり取りができれば会計データが混乱するリスクも減ります。
エクセルと聞くと軽く考えがちですが機能的には会計ソフトに近いことがしっかりとできます。
会計ソフトに抵抗のあるお客様も多いので、エクセルの方が好まれるケースも多くあります。

シンプルにエクセルを中心としたやり取りをしていきたいので、会計ソフトはエクセルからの読み込みがスムーズにできるものであれば十分です。
高価なものは必要ありません。

今のところの候補

弥生会計はエクセルからの読み込みが簡単にできます。他のソフトでも簡単にできるものがあると思いますが、今まで使っていて慣れていること、お客様側でも使ってる方が多いこと、値段もお手頃等の理由で弥生会計にしようと思っています。

今話題のfreeeやMFクラウドのクラウド型会計ソフトも導入して研究していきます。
これらもエクセルからの読み込みはできます。ネットバンキングのデータを自動で読み込むこともできます。

まとめ

会計ソフトは日に日に進化しています。その時に使いたいと思ったソフトを使えるように、全体がパッケージ化されていて変更できないようなものは避けていきたいと思っています。

エクセルを中心に進めていけば、会計ソフトを変更してもスムーズに移行できます。
手書きで現金出納帳を付けている方は、エクセルで作れるようになると会計事務所での入力作業がなくなり、経営分析等の価値のあるサービスに時間が使えるようになります。

エクセルはシンプルが故に変化に柔軟に対応できます。


〜 なんてことない日々 〜

今日はものすごく暑かったですね。
自転車で通勤していて途中でクラクラしてきました。
すぐにコンビニでアクエリアスを買って水分補給しました。

気温の変化が激しく、体調管理が難しい時期ですね。
とにかく水分は大量にとるよう心がけています。

税理士やってます。

税理士 西野伸太郎

クラウドを活用した業務効率化を得意としています。
事務負担を極力減らし、本業に専念することをサポートします。

顧問契約不要のスポット相談も承っております。
インボイス制度、電子帳簿保存法への対応など、質問あればご連絡ください。
対面もしくはZOOMなどで回答いたします。
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