お金を不足させないために資金繰り表は悲観的に作る


お金が尽きないよう管理していくのは経営者の重要な仕事です。
資金繰り表を使い、悲観的な未来も想像しながら計画を立てます。

資金繰り表とは

資金繰り表とはお金の入出金を管理する表です。
過去の実績を参考にお金の未来を予測します。
1ヶ月単位で作るのが一般的です。

会計上の月次損益計算書とは少し異なります。

会計ではお金が入ってきていなくても売上を計上し、お金を払っていなくても経費を計上することがあります。

これに対して資金繰り表は実際にお金が動くタイミングで計上します。
4月に10万円の売上があり、5月に入金されるとすれば5月の資金繰り表に10万円を計上します。

すでに経過している月については実際の月末残高と資金繰り表の月末残高は一致します。
未来の部分については予測です。

資金繰り表は悲観的に

私は楽観的な性格ですが、資金繰り表に関しては悲観的に作ります。
万が一にも資金が不足する事態は避けなければなりません。

少しずつ売上・利益が上がっていく想定ではなく、現状維持の場合、売上・利益が減少した場合を想定します。

悲観的な未来になった場合、いつの時点でお金がなくなるのかを把握します。
実際に作り想像するとゾッとします。

考えたくもない未来ですが、現実になる可能性もあります。

悲観的に想像し、そうならないために今打つべき手を考えます。

打つ手は無限にあるはずです。

お金の残高は現実

資金繰り表は実際のお金の動きを反映したものです。
お金の動きというのは現実に起こっていることです。
原則として嘘偽りはありません。

毎月末の現金預金の残高を記録し分析すると見えるものもあります。

今月は利益が100万円

お金は月初から月末で20万円しか増えていない

その原因は何だろう

という疑問が湧いてきます。

損益計算書の利益と現実のお金の残高をつなぐ役割をしているのがキャッシュフロー計算書と呼ばれるものです。

実際のお金の残高を意識し、そこから財務全般に興味が広がれば会社の実態・課題が見えてきます。

まとめ

資金繰り表は厳しく作り、万が一に備えましょう。
同時に楽観的バージョンも作り夢を膨らませることも大切です(笑)

金融機関などに融資を申し込むときは原則として明るい未来を想定した方が通りやすくなります。

経営者自身が現実をみるためには悲観的な資金繰り表が必要です。

〜 なんてことのない日々 〜

今日は月初の営業日なので自分の月次をやりました。
資金繰り表とにらめっこ・・・

悲観的に考えるとゾッとします(笑)

打つ手は無限にあります。
悲観的な未来にならぬよう試行錯誤しながら前進していきます。